おとといの6月16日土曜日 小松市の中学校から美術部のメンバーが吹きガラスの体験教室を受けにいらっしゃいました。
みなさん初めての経験で、ガラスからの熱を怖がりながらも 無事に全員が自分の描いてきたデッサンに似たような(?)グラスを作り上げることができました。
吹きガラスの体験は、一人づつにマンツーマンでスタッフがつきます。
始める前に 制作方法と溶けているガラスを扱うための注意点をひととおり説明します。
工房内に26名全員が集まっています。
女性スタッフを生徒さんに見立てて ガラスの吹き方を説明しています
ガラスの吹き棹は1m以上の長さがあるのと、吹きながら回していかないといけない為慣れないと扱い難しいです
このように スタッフがマンツーマンで付き、吹き込む量なども調節していきます。
生徒さんは、赤い火の玉のようになったガラスに少々驚いていました。
ガラスの本体にくびれ(ククリ)をいれているところです。
電球のように膨らんだガラスをこの先、新しい棹に付け替えて交換します。
その時、ガラスの一部分を冷やして割り離します。
はなす場所を決めるために、洋バシと呼ばれる道具でククリをしっかりと入れておきます。
棹の交換をしています。
穴の空いていない棹を吹き口と反対側につけています。
吹きざおに衝撃を加えると穴の開いていない棹にガラスの本体が移ります。
この後、飲み口となる部分を熱で温めて使いやすいサイズに広げます。
グローリーホール(焼き戻し窯)でガラスを温めなおしているところです。
高温の窯にびっくりしながらも頑張って棹を回しながら温めていました。
他にも色々な作業があるのですが、スタッフの方が教えるのに夢中になってしまい写真を撮ることができませんでした。
事前に一生懸命デザインを考えて来て下さった中学生のみなさん
暑さに負けないで一日を過ごしてくれました。ありがとうございました。
ちなみに、体験の順番ではない生徒さんは 勉強をしていたそうです。
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